スパイスラボ神部です。
ついに新しい時代がやってきました!
4/1にオープンした新聞広告.comというサイトでは、新聞広告が劣化なしに、むしろ新聞紙(しんぶんがみ)よりもクオリティの高いDTPパブリッシュされたPDFファイルで読めてしまいます。有限会社ソーマによる開発・運営でビジネスモデル特許出願中 とのこと。権利関係はしっかり解消しての事業と期待できますし、メディアサイドがが片手間につくったものでもなさそうなのでとても期待できます。
ざっと概要
サイトの特徴をまとめると、やはり新聞広告をトリガーにその先に無理矢理ロングテールにしてしまおうというねらいがあるようです。新聞広告は高解像度の納品データがあるわけですが、そのクリエイティブは実は新聞紙状では伝わらない可能性があります。
例えば
・モノクロであること・・・本来カラーで出したくても、費用の関係で出せなかった
・規模の制約を受けること・・・どの地域に配信するかという幅も当然金額次第です
・購読者は基本的に縦割り・・・どの新聞を読んでいるかというのは明確に分かれている
・アーカイブがない・・・見逃したらそれまで。効果測定も基本は出来ない。
・フィードバックが得られない・・・読者とのインタラクティブなやりとりはない。
といったものはざっと考えられます。
新聞広告.comは?
まず PDF なのでカラーも自在です。新聞社にはモノクロ入稿したものをこちらのサイトにはカラー入稿するということもできるでしょう。地域や読者は基本的に縛りはありません。PDFなのでブラウザによる出力の際もありません(ここはほんとは FlashPaper とかにしてほしかったところですが)。そしてこれはアーカイブそのものです。新聞広告の拡大版だけではなく、同時期に展開されているスペシャルサイトにも誘導が可能です。
新聞広告はその掲載場所もあいまって非常にメッセージ性の高いものになってきますので、例えば印刷してみたりするとちょっとした読み物(コンテンツ)にもなるのではないでしょうか。たとえばトイレの壁紙に貼るとか、そういうニッチな使い方をする人も居るんじゃないかと思います。
でも、どうやって流通させるの?
とはいえ、この新聞広告を探しにくるひとがこのままでどれくらいいるかというと疑問です。すぐに考えられるソリューションとしては、これらにアップロードされた新聞広告をブログパーツなりバナーなりに配信するしくみが必要なのではないでしょうか。これの何がよいかというと、通常のバナーとくらべるとかなりクリエイティブ予算がつぎ込まれた良質な視覚的コンテンツがネットの世界にも流れ込んでくるということです。こういったコンテンツがオンラインにながれこむことにより、PDFベースで話題が喚起されるということも結構生まれてくる可能性があるのではないでしょうか。
サイトの細かいところにも注目
こういう企画サイトで漏らしがちなところも、割とカヴァーされています。
・広告本体についてではないが一応RSSフィードが用意されている
・サイドバーにコンテンツに関係のある学校関係のリソースが並んでいる(残念ながら広告ではないようだが…)
・マスメディアンとか広告就職ナビのような広告系求人サイトへのリンクがある
みたいなところは大手サイトにはなさげな要素でいいような気がします。
ただし
・検索が直感的でない(あくまでメディアや広告主的な視点)ので使いにくそう
・全体にどれくらいの時期のどれくらいの数がアーカイブされているか
・掲載期間が基本一年間(もっと短い場合も)
あたりは気になるところです。
title タグも全ページ一緒ですけど、これはそのうち直るでしょう。
他所の反応
ブログに書いているひとはいまのところと少ないです。
-ソーマ、新聞の広告をWebで見れる「新聞広告.com」をオープン - japan.internet.com Webマーケティング
-WEBで探して全文読む事ができる 新聞広告ポータルサイト「新聞広告.com」: DesignWorks
(追記)
ダメもとで申請したところ、広告関連ブログリンク に載せていただきました!ありがとうございます。
ついでにサイトルートのウェルカムページはそろそろ取っちゃってもいいのかも。
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コメント ( 1 )
こんばんは。
新聞広告.comです。
オープンの折には
いち早く記事としてお取り上げいただき、
また、大変丁寧にご覧いただいたうえ、
改善点のご指摘も頂戴し、
ありがとうございました。
ご挨拶が遅くなり、申し訳ありません。
サイトの方ですが、充実を図るべく、
さまざまな企業様へ
お声がけさせていただいております。
未熟ながらブログも始めさせていただきました。
http://ameblo.jp/sinbunkoukoku/
新聞広告は企画段階でウェブ配信について
申し合わせられることがまだ少なく、
権利処理の関係で集稿が
困難であったりいたしますが、
有意義なサイトを目指して
頑張ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
投稿者: 新聞広告.com | 2009年05月06日 23:49
日時: 2009年05月06日 23:49