スパイスラボ神部です。
今日、自殺前に相談相手探して NPO法人が検索サイト - 47NEWS(よんななニュース) というニュースで知ったのですが、
というのが出来たそうです。それが実際に情報の集まりとして価値のあるものであれば、今すぐデータベースに好きなもの詰め込んで公開しようぜ! (ラボブログ) なんてエントリに書いてあるようにとてもいいことだと思います。
なので、簡単にこちらのサイトについてざっと見てみようと思います。
実際に悩んだ人がたどり着くとき
さて、実際に悩んでいる人がたどり着いたとき、実際に窓口を探すページがこちらです。
見ての通り、悩みの種類や地域を細かく指定する、ちょっと懐かしい感じのデータベースになっています。正直なところ、Google などの全文検索に慣れていると、こうしたプルダウンでの条件指定はかえって煩わしく感じるものです(先日 Aza Raskin 氏が Ubiquity について語っていた内容とも通じるものがありますね)。
フリーワードから、条件一致するものを探すにはサーバ側でフリーワードの解析を行い、データベースとマッチさせる為のシナリオ作りをしなければいけないわけなので、現在のように絡むとの条件一致させるだけのものよりもちょっと難しいつくりこみが必要になりますが、追い詰められた状況の人を拾い上げるにはここはもっと簡単にすべきではないかと思います。
検索結果画面も同様で、検索の一覧にたどり着くまでに必要なスクロールの量がちょっと多いような気がします。
サーチエンジンに投げかけられ続ける、ひとのキモチ
よく考えると、いつしか、Web 上のサーチエンジンは人間の感情をうけとる器にもなりつつあります。もっとも顕在化しているのは携帯電話での検索で、過去にはこんな記事もありました。
-「つまんない」「暇」を検索入力・会員100万人は簡単――携帯ネットの意外な“常識” (1/2) - ITmedia News
今回こちらのサイトが利用者として想定する利用者層も、きっとサーチエンジンには「死にたい」とか「つらい」というキーワードを入れているのではないでしょうか。そういったキーワードに対してもっとSEOをかけるべきだと思いますし、サイト内での窓口検索も、プルダウンによる条件指定ではなく、もうすこし話言葉に近いようなワードを、シンプルに検索フォームに投げ込むだけにしたとしたなら、よりさしのべられた救いの手と繋がれる可能性が高くなるのではないかと思います。
まとめ:「考える前に打つ」時代のインターフェース
サーチエンジンにどんな言葉を入れれば効率的な答えが得られるかということは、ある程度習熟してくると簡単にできるようになります。しかし、体力的・精神的に追い込まれるなどしてそんなに頭を使う余裕が無いときや、クエリ自体を組み立てるという頭を動かす前に入力をして検索してしまうという行動に出る利用者が多いのならば、それに対して推測や補完をしてあげる検索インターフェース作りは大事なのかと思いました。
それはそれで、そういうの気持ち悪いって人もいるとは思うんですけど、特に今回のデータベースに関してはそういうことしてあげてもいいのではないでしょうか。ちょっとした感想と提案でした。
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