Photo by Ryuji Kanbe
スパイスラボ神部です。
引き続き Firefox Developers Conference 2008 に参加中です。
B1:「今すぐ使える HTML5 の新機能」
Michael Smith 氏 (W3C HTML作業部会担当)
に参加したあと、
A2: パネルディスカッション「近未来ブラウザの形を考える 60 分 -ユーザエクスペリエンスの視点から-」
に参加しています。
次はどこにジャンプする?「近未来ブラウザの形を考える 」
テクノロジーカンファレンスかと思いきや、B1: のセッションも A2 のパネルディスカッションも割と「次」の Web ブラウザとそれによってもたらされる新しい体験についてのセッションで非常にいろいろ刺激されるものがありました。
かんたんに B2 のパネルディスカッションについてまとめ。
まずモデレーターは砂原 秀樹 氏 。
以下、パネリストとその発言内容の概要を順次紹介。
Aza Raskin (Mozilla Labs)
氏
中国に行ったら、コンテンツベースではなく、QQというチャットで人ベースで動いていた。こちらからコンテンツを取りに行くのではなく、向こうからこちらにアクセスしてくるようになれば、ネットワーク構造もウエブブラウザも変わるのではないか、という意見。
加藤 博一 氏
タッチインターフェースがよりインタラクション性を上げるかも? シニア向けのサポートインターフェース、カリスマによって豊富なアドオンの適切な設定を行ってあるパッケージの配布がよいのでは、など。乗り換え案内の時点で予約の準備までしてくれた方が嬉しいかも、のような話。ブラウザというよりはデバイスとネットワークコンピューティングの話だった気もする。
Adrian D. Cheok 氏
ちょっと未来過ぎる話題かも知れないが理論的には出来ているものとして、子供をはぐ出来るぬいぐるみ・人形ブラウザ。また環境の指標を色で表すキャベツブラウザ。
パネルディスカッション
・自分で情報をとりいにくのがよいか?
・それとも TV のように流れてくる方がよいか?
・時間を効率的に使えるやり方が生き残る。
・秘書みたいな事って本当に役立つサービス?
・セマンティックウェブを開始するためには、タグ付けとブラウジング機能、どちらが先に動くべき?ブラウザだと思う(セマンティックかシンタックスか)
・プライバシーを預けるのは、Web サービスよりはローカル HDD のブラウザの方が信頼されるのではないかというお話(ほんとか?)
パネルディスカッション雑感
前のエントリにも挙げたとおり、ウェブブラウザというのは空気になる気がするので、ここで言われたものは別にブラウザで実現されるべきものではなかった気がする。そこを広げたいというのが主催の気持ちではあるような気がするが・・・
モーションセンサーにしてもまずPCもブラウザも、ユーザの行動に反応するような「感覚」を持っていないわけで、センサーにあたる「感覚」のようなものを持つべきではないか。設定ではなくて感覚のようなもの。例えば、使っているうちにブラウザの個性が出てきて「あるブラウザは「このサイトが好き」とか別のブラウザは「嫌い」というとか、そういう個性を持つブラウザが、ユーザのマウスクリックや使用頻度によってなにを何処までするかというのを決めたりすると、ちょっと「次」に近いのではないだろうか。
関連リンク
-Firefox Developers Conference 2008 に参加しながら考える Mozilla の未来 (ラボブログ)
-すごいくまがいたもんだ!~くまフォンの秘密~ - WILLCOM|ウィルコム社員ブログ
-メイドめーるを公開 - もぎゃろぐ・・・Mextractrという、日付と場所の抽出 API がなかなかいい仕事しているみたいです。
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