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ユーザローカルの新サービス”ユーザーインサイト”は使いやすい「Web の体温計」

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スパイスラボ神部です。


Cookpad のカジュアル勉強会で初めてお話させていただいた、SimpleAPI なかのひとで広く知られるユーザローカルさんが、新しいサービスをリリースしたもようです!


ユーザーインサイト・・・どんな読者が、どうサイトを見たかが分かる Web マーケティングツール


かんたんに言えば「なかのひと」が企業ユースに対応したということで、既にいくつかのサイトでエントリーが上がっています。


-ユーザーの行動が一目で分かるアクセス解析ツール「User Insight」 - GIGAZINE


-「ユーザーインサイト」というなんだかスゴいアクセス解析がリリース : ロケスタ社長日記


-「なかのひと」企業版、ぐっと高度な機能を備えたアクセス解析ツール『User Insight』がリリース! | IDEA*IDEA


-ユーザーインサイトが好きだ! - Favorites!


「ユーザーインサイト」は Web の体温計


ユーザーインサイトのサービスページに行くと、まず目につくのはヒートマップ。ヒートマップはコンテンツのどの部分が注目されたかを、視覚化して人間につたえるためのインターフェースです。もともとは、ビービットなどが行ってきたユーザビリティ調査で、アイトラッキングのアウトプット手法として使われています(弊社のサービス【アイトラッキング.jp】あなたのサイトにユーザーの視線を!でも「Hot Spot」という名前でアウトプットとして提供しています)。


しかしこのようなヒートマップは特殊な視線解析のハードウェアが必要になります。ですので、今回こちらのサービスではおそらくマウスの動きなどをヒートマップに変換して注目ポイントをとらえているのではないかと思います。自分のサイトにもそういったヒートマップによる分析を導入したい場合は、オープンソースやASPで追加できる技術もあります


今回の「ユーザインサイト」では、それらを「なかのひと」「うごくひと」で培ったアクセス地域分析サービスと組み合わせてパッケージで提供しているものであり、わかりやすくいえば「どこからどんな人たちがどのくらいの熱視線を送ってきているのか」ということがわかるサービスといっていいのではないかと思います。


それをベースにマーケティングデータととして利用するなり、SEOやユーザビリティ向上につなげたりするのはそれこそユーザのアイディア次第になるわけですが、そもそもその為に重要な、Web サイトにぶつけられたエネルギーを感覚(SENSE)として受け取れるようにしてくれるわけです。そんな風にWeb に感覚機能をあたえ、なおかつそれを温度計として計測される仕組みであると考えると、今までのグラフや数字だけのアクセス分析よりも直感的に分析が出来そうな気がしないでしょうか。


PC や Web に「感覚機能」をアドオンすることの可能性


Web とは本質的にはデータベースであり、そのデータベースを Web サーバまわして出来るだけ迅速に届けるためのしくみです。つまり出て行くことがメインだったのです。しかし、Web がこうしてリクエスト以外のインプットについても感覚器を備えたらどうなるでしょうか。


ここではかなり脱線して、空想科学ならぬ空想技術的に考えてみたいと思います。


ページ内リソースの位置によってサーバリソースを切り替える


ここから先はちょっと未来の話になるかも知れませんが、Web サーバの Apache がリアルタイムにヒートマップ情報を受け取ることになったとしましょう。同時に Apache がフィードバックを行うことで、バックエンドのサーバリソースの構成にも影響を与えられる能力を持っていたとします。ここまでの前提条件はよろしいでしょうか。


そうすると、例えば注目の集まる画面上部のコンテンツは「より性能の高いインフラに」、画面下部のコンテンツは「そこそこの性能をもったインフラに」、それぞれ振り分けるということができることにもなります。利用実態が低いコンテンツは低速なサービスの回すことでより効率的なリソース活用が可能にする、そんなこともこうしたセンスの受信機があれば可能かもしれません。


リアルタイムアイトラッキングによる視線駆動のナビ


現在アイトラッキングサービスは、あくまで何処に注目したかという分析に利用されることが多いです。しかし、PC に接続したカメラ、そしてそれにコネクトする Web ブラウザ内の Flash や AIR というコンポーネントが視線解析やヒートマップ生成の能力を持った場合はどうなるでしょうか。


例えば視線によってページを自動スクロールしたり、一点を中止することで自動ズームするシニア向けPCが出来たり、あるいはずっと一点を見つめているとコンテンツが反応する(例えば紙のように燃え上がるなどの演出)ようなことも可能になるかも知れません。こういったインタラクティブ性は、コンテンツに近いところにセンサーがついていないと可能にはならないものです。


ユーザインサイトが目指すであろう場所を予測する


ユーザインサイトが目指すところは、Web にかかわるビジネスでは欠かせないマーケティング・分析の分野です。競合渦めく厳しい分野になりますが、そのなかで「なかのひと」で積み上げてきたような「たくさんの人に受け入れられるキャラクター」「SimpleAPIに見られるような重厚ではないが必要十分で軽量な機能提供」といった精神に近い、けしてレアではないけど、一度使うと他の同じ機能ものよりなんかだかいい、という感じのフィーリングを得られるサービスになっていくのではないかと思いますし、部外者としてはそういうサービスだったらいいなぁ、などと期待しています。


今後導入が広まるようなら、一度お話を聞かせていただく機会があるといいなぁ。セミナーなんかで。


蛇足のおまけ


ここからさらに全然関係無いのですが、ヒートマップについて調べていたら、なんとデジカメライクなサーモグラフィーカメラが登場したもようです!


-Thermo Shot F30 : 特長 | 赤外線サーモグラフィー|NEC Avio赤外線テクノロジー製品PDF


これでブログ用の写真を撮影していったら、ちょっと面白いブログが出来そうですねw


しかし、価格は598,000円・・・ちょっと簡単には手が出ませんね^^; でも面白くすばらしいです。


以上、蛇足でした。

 

宣伝


お約束的に自社サービスの宣伝も置いておきます。


-【アイトラッキング.jp】あなたのサイトにユーザーの視線を!


こちらは調査目的に合致する対象ユーザをアサインして実際に画面を見てもらう調査です。


-【アイトラッキング.jp】アイトラッキングとは


-昨日リリースされたアクセス解析ツール「ユーザーインサイト」を4つの視点からチェック! - リアルアクセス解析


ご参考まで。

 



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ブログ執筆者の一人です。ネットの新しい話題や Web まわりのプログラミング、Web 広告について書いていきたいと思います。


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2008年11月19日 15:44 に投稿されたエントリーのページです。

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