スパイスラボ神部です。
このところ雑誌が売れないとか聞きますし、出版業界全体が不況であるという 出版不況なんて言葉があります。たしかに雑誌を手にすることは極端に減ってきており、PC関連雑誌ですら購入して熟読するという機会は減っているような気がします。特にPC関連雑誌は面白いものがあればはてなブックマークや多くのニュースサイトでさんざん盛り上がった後で、二回目か三回目に触れる話題になってしまうわけで、ましてや写真もカラーで見ているのに、もういちどじっくり見るか?というとそういうことはあまり無いように思います。
でも今日女子中高生向け雑誌を見る機会が有って、久々に誌面で広告を見ると、 雑誌広告ってなんて美麗なんだろう!と思ってしまいました。それもそのはず、雑誌広告にDTPで入力される画像データは Web で使われるデータの10倍以上のデータ量。質が伴っていれば重ければ重いほどいいといってもいいくらいです。一方で Web は「軽さ」こそ正義とされてしまう所もあるので、美的質感がどうしても軽視される傾向がどうしても出てしまうのではないかと思うのです。
大きさとしてもたいていはバナー広告で、週に数千万円するというYahoo! のブラパネ だってそれが誌面だったとしたらものすごく小さな枠になってしまうわけで、媒体が変わるとここまで広告の表現が変わるのかっていう良い例なのではないでしょうか。
ちょっと話がそれましたがそんなこんなで雑誌の1Pまるまる使った広告を見ると、きれいだったり伝わってきたり面白かったりで、なおかずモバイルに誘導するQRコードなんかもほとんど載ってたりしてネットのバナー広告では動かない部分の気持ちが動いたりして面白いものです。なんで自分はたかがじゃがりこの広告で綺麗とか感じてるんだろうとか、不思議な感覚に襲われています(笑)他にも「15日間毎日届くケータイ限定ムービー 修造式!英単語道場」なんていうネットでウケそうな松岡修造コンテンツも雑誌広告になっていて、雑誌読まないとこういう面白いコンテンツにもたどり着けないと思うとちょっと勿体ないように思います。
かなり話は飛びますが、なんかこう、ネットのホットエントリだけじゃなくて、テレビや雑誌、ラジオや新聞の面白いもの(記事だけでなく広告も含めて)がどかどか集まってくるようなポータルなりソーシャルメディアがあったりするといいんだろうと思うんだけど、どうなんだろうか。
参考
今日出ていたこのエントリネット広告のクリエイティブとポストインプレッション - 業界人間ベムの前半にも、ネットとマスメディアのクリエイティブの違いについて触れられており、大変参考になります。
最後の方にある次の部分
誰が来客してくれるか分からない不特定多数に対して、駅前でチラシを撒くのもいいが、
について、ちょうど偶然同様のことで心にひっかかる出来事に遭遇したので、またエントリを改めて書いてみたいと思います。
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