突然ですが、
データベースは好きですか?
データベースといってもおカタいものを考える必要はありません。毎日見ているニュースサイトもニュースというデータの宝庫ですし、Google や Yahoo! のような検索エンジンだってウェブのデータをめいっぱいに詰め込んだ史上最大のデータベースです。ニコニコ動画だって YouTube だって動画のデータベースですし、携帯からもパソコンからもアクセス出来る掲示板も、ユーザコメントを集積しつづける回転のめちゃめちゃ速いデータベースです。あなたの時間をたっぷり盗んでいる Wikipedia はまさにデータベースの権化と言ってもよいでしょう。Amazon だって決済機能はついていますが元はと言えば膨大な商品データベースです。
そうなんです、今、楽しいものはみんなデータベースの中に入っているのです。よいものや楽しいもの、大事なことなどをデータベースにめいっぱい詰め込み、共有して検索してコメントを付けて、知らず知らずのうちに毎日夢中になっている自分に、みんなもっと早く気がついてこう叫ぶべきです。
「アイラブデータベーース!」
と。
紙とペンさえあればデータベースはつくれる
データベースの魅力は十分おわかりになっていただけたと思いますので、さっそく次はどうやったらデータベースを作れるか考えてみましょう!データベースを作るのは実に簡単です。
紙とペンさえあればデータベースはつくれます。
意外に思った方もいらっしゃるかもしれませんが、まずは紙とペンを用意してみてください。そして自分がお気に入りにしているお店のリストを書き出してみましょう。
・・・いくつか書き出せましたか?それでデータベースは完成です。この紙は、紛れもなく「あなたのお気に入りのお店データベース」なのです。ちょっと物足りないと思ったら、お店の名前の前に順番に番号を振ったり、お店の特徴や売っているものの種類を書き足してもよいでしょう。
ここで大事なのは、どうやってデータベースを作るかということよりも、どんなデータを集めるかというコンセプトを決めるのがなにをおいても大切だということなのです。ここは本当に大事です。自分の嫌いなものを集めても、データベースは充実していきませんし、データをメンテナンスしていこうという気も起きなくなってしまいます。しかしそこさえ間違えなければ、データベースを作ることの楽しさにどっぷりとハマれること間違い無しです。ファックスがあればできあがった紙データベースを、友達や家族に送ってみるとちょっとした話のネタになるかもしれません。これも立派なデータベースの共有です。
もっともっとデータベース作りを楽しむには
何枚も紙のデータベースをつくっていたら、さすがに疲れますよね。そんなときは文明の利器「パソコン」を使ってみましょう。あらかじめ「エクセル」みたいな表計算ソフトがついていればラッキー。今までは紙に書いていたリストを、そのままエクセルのシートに記入してしまいましょう。行番号も自動的についてとても便利です。リストを作り終わったら、名前を付けて保存しましょう。これでデジタル化されたデータベースの作成完了です!
デジタル化されたデータベースのすごいところは、共有がしやすいことです。できあがったファイルを電子メールに添付して送れば、たちまちデータベースの内容を他人と共有することが出来ます。ファックスの通話料金もかかりません!デジタルって便利ですねぇ~。
でも、この表計算ソフトを使った方法にはちょっと問題があります。編集しやすい分、エクセルのような専用のソフトが自分にも送る相手にも必要で、持っていなければ購入しなければなりません。それに、編集するたびにメールで送っていては自分もめんどくさいし相手にも迷惑です。これでは楽しくありませんよね! では、どうしたら作ったデータベースを手軽に共有出来るでしょうか?
利用しちゃってよいデータベースはとことん使おう!
どうしたら作ったデータベースを手軽に共有出来るか?・・・実は、これは全然悩む必要はありません。既にあるものを使わせてもらえばよいのです!しかも利用料は無料。
食べ物のお店であれば、[食べログ.com]、お気に入りのデジタルガジェットや電気製品なら 価格.com、ブックレビューならブクログなども面白いです。デートスポットのデータベースのデート通.jpなんてものもありますし、食べ物もジャンルを絞れば ラーメンデータベースといったものもありますし、ドッグカフェデータベースもあります。こうしたデータベースを使うことのメリットはなんと言っても自分で管理しなくて良いことにつきます。とにかく自分が書き留めておきたいことを放り込んでおけば、あとは公開されたデータベースの方で自動的に公開し、整理して検索しやすくしてくれるのです。なんて楽ちんなんでしょう。
こういう既にあるウェブサイトと自分のフィーリングがマッチしたなら、あなたはめちゃめちゃラッキーです。楽しいデータベースライフをお送りください♪いつかあなたはその分野でのデータベースの星☆になれるかもしれません!
もっとわがままに、自分のスタイルでデータベースを作りたい!
自分の集めている情報のデータベースを見つけても、なーんかデザインが気に入らなかったり、登録がめんどくさかったりで好きになれないこともあるでしょう。そんなときは発想を転換して、ブログのレンタルサービスを使ってしまいましょう!数が多くなるので例は挙げませんが、たいていどんなブログでも、タイトルと本文という形式でデータを入力することが出来るので、入力フォームが多すぎて混乱することもないはずです。その上画像やビデオを添付したり、携帯から見られちゃったりするブログも多いので、安心してデータベースづくりに打ち込むことが出来ます。
あなたの家の近所の素敵な場所をリストにしていったり、自分がつくった作品を載せていったり、お茶の飲み比べや料理のレシピなど、自分が作りたいデータベースを作ることが出来れば、人生ホントに楽しくなってしまうこと間違いなし!
さらに上を目指したい!神レベルを目指したい人へ~
いや、自分はクチコミ的なサイトでも、ブログでも満足できないという人は・・・もうすっかりデータベースの虜ですね!!確かに自分の見せたい形でリストを見せたり、ページのデザインを統一感あるものにしたかったりした場合は、これまでのやりかたでは不満も出てくるでしょう。それに、自分だけが入力するのではなく他の人もデータベースを作るのに協力してくれたらもっと内容も充実するはず・・・!
ここから先は棘の道になりますが、そこまで思うなら一気にハイレベルな方法を紹介してしまいます。なにを言っているかわからないところもあるかもしれませんが、やらなければならないことは3つ。
1.ホームページを公開するスペースをレンタルサーバなどで確保する
2.MySQL や PostgreSQL という、サーバ上で動く「データベースシステム」を用意する
3.Perl や PHP といった言語、あるいは Ruby on Rails や CakePHP のようなフレームワークの使い方を習得し、データの出し入れの部分や公開の方法を自分で0から作ってしまう
どうですか?具体的なことはサッパリかもしれませんが、基本はホームページを公開するサーバ上にデータベースを自分で用意し、それをどうやって外に向けて公開するということを、なにから何まで自分でやってしまえばいい!という考え方です。
良いところだけを書いておくと、とにかくこのやりかたなら何から何まで自分の好きに出来ます。入力フォームも自分好みに出来ますし、データベースを利用するルールも公開するルールも全部自分で決めることが出来ます!サーバをメンテナンスしたり、難しいプログラミングをしたりしなければいけませんが、その分全ての自由が手に入ります!ここまでやったら免許皆伝!(データベース好きの)
次回予告
ということで、駆け足でデータベース活用方法を語ってきましたが、次回気が向いたら CakePHP を使ったデータベースの公開、共有、APIの公開なんて話をしてみたいと思います。本当はこちらの話がメインだったのですが、自分のデータベースへの愛が思ったより深く、前置きだけでこんなに長くなってしまいました。次回はもう少し自重しようと思います。
(つづく)
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