ラボ神部です。
今日はランチにゆっくり本を読んでみました。毎日ネット上でブログなどの文章を摂取していると、こういった長めの文章をまとまって読むのもなかなか楽しく感じます(もちろん終わりはあるのですが、どこまで行っても続きがあるように感じられて、それが嬉しいのです)。
一方ブログでは長文エントリというのが好きではありません。本ほど推敲されているわけではないので、意味ある長さではなく単にまとまっていなくて長いだけ、というものに対しては特にそう感じるのかもしれませんね。
…ここから本題に入りますが、逆にちょっと気になったのが、次の記事のように、ページ数が細切れになっているもの。
モジラ、「Firefox 3.1」でJavaScript実行を大幅に高速化:ニュース - CNET Japan
なにが言いたいかというと、下図のようにあきらかにページ全体の領域に対して、濃いオレンジ色のコンテンツ部分が少なすぎること。

しかも、ページ数が複数ページに分けられており、読者はそれを1ページずつそれぞれのサイトのフォーマットにあわせてめくっていかなければなりません。SEO対策やページ内リンクとしては必要なものなのかもしれませんが、ちょっとこういう容れ物とコンテンツの逆転は今のトレンドではないような気がします。こういった構成はブログのレイアウトでも多く見かけ気になりますし、余計にページをスクロールさせたれたり、ページをめくらされている気になります。
少し、考えてみてください。例えば名画が飾られていたとして、それを引き立たせるための額縁に広告やほかの画のタイトルが貼り付けられていたら、その名画の鑑賞に集中出来るでしょうか?ましてやその画が part1、part2 と分けられて切り離され、それぞれの額縁に広告枠がついているとしたら?
こうしてページごとに切り分けてしまうことは、全体を見渡すことを難しくしているだけではなく、ソーシャルブックマークもつけにくい構造になってしまっています。URL を識別子にブックマークするのが主流な現在では、ひとつのコンテンツにバラバラにブックマークがつく形になり、SMO 的にもうまくありません。
これもひとえに、メディアとしての広告掲載の指標として、出稿おけるPV至上主義のようなものがあるからなのではないでしょうか。もしそういったところから来ているのだとしたら、コンテンツの伝達方法としては少し不適切です。携帯でも mixi モバイルのニュースはモバイルの機種異存があるとはいえ、ページを区切られすぎです。大まかにでも機種判別を行えば、データ容量の問題でページ全体がエラーで表示されないということは避けられるはずです。現状では利用者に必要以上に操作の負担を強いてPVを稼いでいるに過ぎないと思わざるを得ません。
PC版に話を戻すとすれば、例えばPVに変わるような指標をもっと積極的に評価するように、広告の出稿側が考え直すという手はあるように思います。例えばこんなものはどうでしょうか。
1.ページごとのソーシャルブックマークの付き方を換算し、それをメディア価値の指標として補完する
2.PVよりも、あるコンテンツに対してどれだけの滞在時間があったのかということを、アクセスカウンターのような簡単な仕組みで評価する。それであれば、ページをばらばらに配置したよりもコンテンツに対する積算の滞在時間が大きくなるはず。
3.複数リソースをまとめてブックマークできるよう、ソーシャルブックマークのサービスプロバイダに働きかけるか、或いは RSS Feed の Auto-Discovery のような仕組みでどのページでもブックマークする URL が最初の1ページになるように自動修正をかけさせる
ブロードバンド化が進み、PCの性能も向上した現在でも、ロースペックな環境にあわせていると考えれば聞こえがよいですが、それであれば周辺の巨大な広告枠や内部リンクは必要ないはずです。少なくとも、読者が周辺の枠の部分よりもコンテンツを咀嚼(そしゃく)しやすいレイアウトになっているべきではないでしょうか。
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