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ラボブログ

2007年10月 アーカイブ

2007年10月04日


ラボブログ 1st エントリ

スパイスボックスラボラトリのブログの最初のエントリです。

このブログでは、Web 上のトレンドやネット広告に関するあたらしいとりくみについてとりあげていくとともに、ラボ初のささやかなサービスの発表の場にもしていきます。

とにかく平日は毎日続けていくこと。
オンライン・オフラインでさまざまな皆様と仲良くなっていくこと。
そのあたりを、このブログを通じて行って生きたいと思います。

つたない運営になってしまうかもしれませんが、よろしくお願いいたします。


ラボやスパイスボックスについてくわしくは、下記よりご覧ください。

-スパイスボックスラボラトリ
-スパイスボックス - ブログ | そもそもスパイスボックスって

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アプリケーションと融合する Web


Photo by geishaboy500

5年前、パッケージソフトウェアと Web 上のサービスはまったく別個のものでした。ジェネレータと総称される種類の Web サイトは、見方によってはアプリケーションのように使用することができましたが、近年その流れは加速しているようです。そして、ついにパッケージソフトウェアの代名詞ともいえる Photoshop が、オンラインアプリケーションとして登場する様相を見せてきました。

-アドビ、オンライン版「Photoshop Express」をMax 2007で公開

Web ブラウザ - Flash - サーバサイドという組み合わせで、ここで Flash があたかもミドルウェアのような立ち居地にいるのが興味深く感じます。

このアプリケーションは画像を扱うという動作のイメージしやすいものですが、オンラインにあるということは画像だけでなくさまざまなデジタルデータも扱う対象となり得ます。

もし、リッチなインターフェースを作成するノウハウが蓄積されれば、
「ブログのアーカイブを管理するアプリケーション」
「RSS Feed をとりまとめて新聞風にまとめるアプリケーション」
「イントラネットの住所録からデータをロードして年賀状を作成するアプリケーション」
といったアプリケーションが、ストレスのない優れたインターフェースで利用できるようになるのかもしれません。

また現在 Web 上で何らかの有用なサービスを展開している場合、今後はこれらのアプリケーションと同じ土俵に上っていくことになり、より競争が激しくなっていくのかもしれませんね。

セキュリティや利用コストなど、気になるところは多いですがこれをひとつのブレイクスルーととらえ、今後新しいサービスを考えるときにとりうるかたちのひとつとして、頭にとめておきたいですね。

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2007年10月09日


理解の壁を越える

colors.jpg

新しいツールやサービスが登場した際『それが何なのか』を受け入れることは、情報社会で生きていくうえでは幾度も乗り越えないければいけない壁です。ワープロやパソコンが登場したときもそうでした。全体像がいまいちつかめず、それに対する不安や疑念がその壁を更に高くしてしまいます。しかし、たいていの場合、そこによいガイダンスと、それを学ぼうとする気持ちがあれば、理解できる場合は多いはずです。

特に私が理解しようとしていなかったけれども、道筋さえあれば理解できたものとして、tumblr というサービスを例に挙げてみましょう。このサービスは、手っ取り早く言えばオンラインのあらゆるデータをスクラップする仕組みを提供してくれているものなのですが、ブログや twitter と形式が似ているにも関わらずその意味するところがわからず理解に苦しんでいました。

私にとってはあるブログエントリがその理解を助けてくれました。

内容を読んでいただくのもよいですが、15分だけでクイックに学べる、ということが「学び」のハードルを下げてくれたし、壁を乗り越えるために必要な努力の量を推し量ることを可能にしてくれました。実際には理解に時間がかかったとしてもそれに不満を述べる人はいないでしょう。そしてそのとき、人は理解の壁をいつのまにか越えていることに気がつくのです。

更に、この壁をひとつ越えることで、また別の理解の壁に到達し、それを超えていくことが出来ます。このエントリに添付されたこの画像の意味も、私は tumblr の壁を越えることでようやく理解することが出来ました。

この画像の元となったのは次の URL

http://cccolor.tumblr.com/

なのですが、これもいわゆる tumblr のスクラップブックのひとつでありながら、そこに色だけを書き留めているものなのです。作者は tumblr の流儀にのっとって、何かを読者に伝えようとしているに違いありません。しかしもし私がひとつまえの理解の壁を越えていなければ、私はこのページの意味を理解できていなかったでしょう。

身の回りを見回せば、きっとそういった透明な見えない壁が理解やコミュニケーションを阻害していると思われます。そういった壁を取り除く方法も、ラボの活動を通じて探究していきたいですね。

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2007年10月19日


”リアル”に訴えかける

133514610_2c3d3eec60.jpg
Photo by Zesmerelda

何かを伝えたいときに、声にして伝える | 紙に書いて伝える | 本にまとめて伝える | ネットを通じて伝える | もっと大きなメディアを通じて伝える などといろいろな伝え方が考えられる。発信するコストと効果の対比を考えた場合、ネットを通じて何かを伝えることは、他の手段に比べて強力だがはからずもそればかりに意識を集中してしまいそうになる手段でもある。毎日のリスティングの管理や、ネット広告の予算調整を行うことは大事だが、その予算の一部を使ってなにか別のチャンネルを通じた発信を常に意識すべきではないだろうか。

情報流通を資金運用にとらえた場合、あるひとつの運用先だけでまわしていてそこがダウンしたら、資金が回収できず焦げ付いてしまうのは当然だ。情報についても、いくら便利だからといってネットばかりに偏中していてはその狭いバケツの中での宣伝競争を激化させるだけに過ぎないのではないだろうか。ネットを通じて伝えることを得意としている人や法人こそ、ネットとの対比としての”リアル”に訴えかける有効な手段を失ってはいけないのではないだろうか。

-- inspired from rubyneko - 新しいインターネットカフェについて考える

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2007年10月22日


定着して欲しいインターフェース

switches.jpg
Photo by kentbye

Web 上には毎日さまざまなアイディアや、その実装が公開される。その中で、これは実際に普及して欲しいと思うものが時々ある。・・・例えばこの CSS レイアウト切り替えスイッチ だ。

スタイルシートという概念が登場し、Web ブラウザの実環境で利用できるようになってからはずいぶん経つが、それが本当にユーザのために使いやすくなっているとは、まだまだ言えない。その理由のひとつが、このようなスタイルの切り替えのインターフェースがいつまでも不在であることだと思う。

Web ブラウザごとに切り替えが出来るようになっているケースも多いが、その場その場で切り替えなければならず、再度アクセスした際やブラウザをリロードした際にはリセットされてしまうのが常である。

そこに登場したこの”切り替えスイッチ”は「コンパクトで」「Cookie を使った持続性が確保されており」「どのサイトにおいても違和感がなさそうなシンプルなデザイン」を備えたインターフェースだ。

ぜひともこのスイッチが多くのページに広まって欲しい。しかし、そのブレイクを迎えるにはイニシャルで数千・数万単位の採用が必要になることだろう。そして代替を生まないくらいに更にこのスイッチが洗練される必要もあるだろうが、そのキャズムを超えることが出来たのなら、世の中に新しい概念としてこのインターフェースが広まることが出来るだろう。

Web 上には毎日さまざまなアイディアや、その実装が公開される。しかし、そのような普及から定着の過程に立ち会いたいと思わせられたりその啓蒙に貢献したいと自ら思ってしまうようなものこそが、素晴らしいアイディアであると言えるのかもしれない。

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2007年10月23日


アイディアの月齢



Photo by Velo Steve

毎月後半に、当月に思いついたアイディアをマインドマップに整理する。そうして作成された何枚かのマインドマップを見比べてみて面白いことに気が付いた。それはなにかというと月の中旬に多数のアイディアを思いついていることが多いということだ。

確かに月初は気が引き締まる分ややアイディアが出にくくなるし、月末には来月のことを考えるのでアイディアを考える余裕がなくなるということもあるだろう。しかしこのアイディアの出かたを量や品質の面からみると、それだけではないように思えるのだ。

サンゴは満月のときに産卵を行うという。それは満月が近づくと産卵を促すセンサーが働くからだという。女性にも月経があり、天地あまねく生物に月の運行が大小なりとも影響を及ぼす可能性は低くないだろう。

本当にこの仮説が正しいかどうかは、整った実験環境で他の要素をなるべく排除して実験する必要があるが、感覚的にはなんとなく信じたくなってしまうのだ。月に照らされることで思索が暴走し、まさに Lunatic なアイディアがとめどなく溢れてきてしまう、という現象を。

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