パワーポイントはさんざん使っているけれど、ワードはふだん使う機会があまりなくまったく自信がない。まあ、ふつうにそれっぽいものは作れるんだけど、「アウトライン」で文章を組み立てて「スタイルと書式」で整形したい!!! と思いつつ、いつも途中でぐちゃぐちゃになって、結局全部の文字をいったん標準に戻して、印刷レイアウト表示上でひとつひとつセンタリングや文字サイズ変更を行うことになるのだ。
つまり肝心のスタイル機能をまったく使いこなせていないのだ。。。
悔しくてときどき書店でワード入門を手に取るものの、どれもメニューの逐次解説か逆引き系で、「スタイル設定の基本概念」について教えてくれる本が見つからず、すごすごとひきかえすこと数回、ついに出会えました! 「論文・レポート作成に使うWord活用法 ―Wordを真っ当に使うためのスタイル活用テクニック」。なんたって、Wordを“真っ当”に使うためのスタイル活用テクニック、ですよ。まさに探していた本じゃないですか! そう、真っ当に使いたかったんです。
さっそく買って読んでみると、表題と本文との間のスペースを改行でつくるのは論理上おかしいとかなんとか、まさにワード原理主義的発言のオンパレード。アウトラインで全体の構造を作成し、その構造ごとにスタイルを定義することでしあげていく。まさにコンテンツとデザインの分離。勉強になりました。スタイル設定の基本概念と操作がここまで書かれている本は初めてです。これで、見出し1の前では必ず改ページするようにしたり、図とキャプションは分離しないようにしたり、これでばっちりだー。
残念なのは、概念中心で実例が薄いこと。もっと実際の作例をあげてもらえればよかったのになあ。この手の原理主義本読者ってある程度パソコン好きだったりするだろうから、第2章のIMEの設定とか机と椅子とかキーボードとかそのあたりはいらなくって、後半の図表の追加や、いまは触れられていない目次ページや参考文献ページの作り方、といった実践的なところにページ数をさいてもらえるとなおよかったのに。
とにかくまあ、これでワードのスタイル設定の基本がわかったのでしばらくはワードで遊んでみます。
