この週末は、六本木へ。といってもミッドタウン観光というわけではなく、調査会場で某社通販サイトのユーザーテスト。広告会社にいたころから定量、定性ともにこれでもかと調査をやってきましたが、ほんとに毎回何かしらの発見があるのがおもしろい。とくにパソコンを実際に操作しながらの1対1インタビューではこちらがまったく想定していないような使い方をされることも多く、調査しておいてよかったなあと毎回思うわけです。
短い製作期間でサイトをつくるとどうしても「無事に着地させる」ことに終始してしまい、たしかにリンクボタンはあるけどそんな形態じゃ誰もリンクだと気がつかないよねえみたいなことが(自分たちの反省も含めて)いまだによくあります。何%のひとが操作ミスをするとかそういった定量的な検証や説得は必ずしも必要だとは思いませんが、少なくともまったくプロジェクトに関わっていない周りの人たちに制作や企画の途中で軽く意見をきいてみることは習慣づけたいものです。
あと、インタビューなどの顔の見える調査をやっておくとそのあとのクライアントとのイメージ共有が楽になるってメリットもたいせつかも。今回調査にご協力いただいた方の中でも、お子さんのいらっしゃる専業主婦で1日数時間はパソコンに向かってショッピングやオークション、ブログやニュースのチェックという方が少なからずいらっしゃいました。そんなひとが増えていることを記事で読むだけなのと、実際に直接接するのとでは、そのあとのクライアントとの意識レベルの合わせ方がぜんぜん違ってくるのだ。
というわけで、インタビュー調査はできるなら毎回やったほうがよいなあと思ったしだいです。今後はデザイン案やモックアップ段階での軌道修正にもどんどん使っていかないとですね。(本格的調査までいかなくても、身近な関係者ヒアリングだけでも)